令和4年度 第1回介護支援専門員・生活相談員研修
居宅介護支援事業所のBCP策定の研修を開催
4月21日(木)に磐田市高齢者支援課と白寿会主任介護支援専門員の会共催で今年度第1回目の「介護支援専門員・生活相談員研修」を開催しました。コロナの関係で今回も外部の皆さんはZoomによる研修となりました。今回は午前午後、各100名を超える皆様にご参加いただきました。主任介護支援専門員更新研修の一つである「地域包括支援センターや職能団体等が開催する法定外の研修等に年4回以上参加」という要件に基づき、今年度から、1回あたりの研修時間を従前の2時間から3時間に変更しています。
今回の研修では、最初に新型コロナとBCPというテーマで、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処⽅針」などをもとにオミクロン株の特徴や濃厚接触者への対応について共有しました。また、研修テーマであるBCPについては、内閣府「事業継続ガイドライン-あらゆる危機的事象を乗り越えるための戦略と対応-平成25 年8月改定)」などから定義を確認し、静岡県経済産業部商工業局商工振興課が、企業向けに示している「新型コロナウイルス感染症に関する業務継続計画(BCP)」などを紹介しました。
講義後半では、居宅介護支援事業所にスポットをあてて、事前アンケートにより明らかになった居宅介護支援業務におけるコロナの影響を報告し、「新型コロナウイルス感染症に係る介護サービス事業所の人員基準等の臨時的な取扱いについて」を再確認しています。また、「適切なケアマネジメント手法」に示された「感染症の予防と対応の支援体制の構築」について言及しています。
研修後半では、実際に各居宅介護支援事業所の感染症BCPを策定するワークを実施しました。ここでは、事前にお配りしたワークシートや居宅介護支援事業所の感染症BCPのひな型を用いて各15分程度で5つのワークを行い、BCPの完成を目指しました。研修終了時、ご自身の事業所のBCPが完成したという方は午前午後で各20名、策定の見通しが立ったという方は午前午後でそれぞれ50名おられました。皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。